「窪田等」夢を抱き未来を想い描く、ということ。それを叶える、ということ。それが6500万年前にこの星に生まれ、叡智を手にした人類の特権。ほとばしる情熱、沸きあがる高揚感が原動力となり、人は一途に突き進む。やがて、想いは時を越え、海を越え、常識を越え、かつて夢見た未来が、いつしか現実のものとなる。毎回ゲストを迎え、彼らの『懸け橋』を探るヒューマンインタビュー。

トップ > 「窪田等」


vol.04「子どもたちに未来を。」玉川啓さんと復興推進課の人々(福島県浪江町役場)  [窪田等]

13.02.25up!

このエントリーをはてなブックマークに追加


昨年、ある一般人が書くFacebookのフォロワーが6000人を越え、全国トップランクとなって話題となった。浪江町役場に勤務する玉川啓(たまがわあきら)さんのものだ。著名人ではないのに上位に入るのは極めて異例のことだ。

福島第1原発事故で、最も多くの人口が避難せざるをえなくなった浪江町。その役場の志ある仲間たちとともに、寸暇を惜しみ町の再建に携わっている玉川さん。現場からの噓偽りないメッセージが、Facebook上で日本中の人々の気持ちをつかんだのだった。

あの3.11から2年。いまも住民のために東奔西走し続ける玉川さんは、今回の取材で「子どもたちに未来を」というフレーズを夢として掲げた。その言葉に込められた強い想いとは…。

玉川啓(福島県浪江町復興推進課 主幹)

震災前、福島県庁より浪江町役場に出向。住民協働のまちづくりに取り組む中で、東日本大震災に直面する。福島第一原発の事故で避難を迫られた浪江町において、避難から現在に至るまで町の再建に携わる。2012年4月に第一原発に立ち入りして、誠実な言葉で綴った現場リポートをFacebookで発信すると、『いいね!』が5万3千人超、シェアが1万5千人超と、驚異的な数字となり反響を呼んだ。また志ある職員とともに、約1700件もの子どもたちの想いを直筆のまま『なみえの子どもたちの想い』という冊子に編纂。町民と行政のつなぎ役、浪江町と他の支援者のつなぎ役として約100名の町民とともに復興計画の策定に取り組んでいる。


vol.03 「奇妙で、フェチで、やさしい世界。」/和田 淳さん(アニメーション作家)  [窪田等]

13.01.28up!

このエントリーをはてなブックマークに追加


2012年、一人の若きアニメーション作家が一躍、世界の脚光を浴びる事になった。
世界三大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭で銀熊賞を和田淳が獲得したのだ。

拾ったシャープペンシルを相棒に、ほぼ独学でコツコツと、ユニークでシュールな作品を作りつづけてきた和田。

彼はなぜはこの道を志し、そしてこの先、何を描こうとしているのか。「間」と「気持ちいい動き」をテーマに、素人にはまったく難解な世界観を表現し続ける気鋭の作家の素顔に迫る。

和田淳(アニメーション作家)

1980年兵庫県生まれ。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学ぶ。2002年頃から独学でアニメーションを制作しはじめる。『鼻の日』がノーウィッチ国際アニメーション映画祭短編部門でグランプリ、『そういう眼鏡』がリオ・デ・ジャネイロ国際短編映画祭で最優秀若手審査員賞を受賞。そして2012年2月、世界三大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭短編部門で、『グレートラビット』が銀熊賞を受賞。世界的な評価が高まっている。


vol.02 「ラクロスW杯で世界一に。」/山田幸代(プロラクロス選手)  [窪田等]

12.12.21up!

このエントリーをはてなブックマークに追加


そのスピードと 激しさから"フィールド最速の格闘球技"と言われるスポーツ、ラクロス。この競技で、本場オーストラリア代表として、2013年ワールドカップ出場を目指す日本人女性がいる。日本唯一のプロ選手・山田幸代。

母国・日本代表か、W杯2回優勝の強豪オーストラリア代表か―

難しい選択の末に山田が出した答えは、オーストラリア代表を目指すということだった。規定上、二度と日本代表に戻れないことを覚悟した上での決断。日本でもラクロスをメジャーにするためには、少しでも早く世界の頂点に日本人が立つことが、その底上げになるという、長期的な視野があったからだった。

まもなく、W杯豪州代表の最終選考がスタートする。その直前、束の間の一時帰国をした山田が、想い描く夢、そして日本ラクロスの未来を語った。

山田幸代(プロラクロス選手)

日本で初めて誕生したプロのラクロス選手。競技を始めて1年後には日本代表に選出される。その後は数々のタイトルを獲得し、2005年には日本代表としてワールドカップ5位入賞の原動力となる。2007年9月にプロ宣言し、2008年からラクロスの本場・オーストラリアの強豪チーム「Wilderness」に加入。リーグ年間オールスターチーム、南豪代表チーム(2010年)、全豪チャンピオンシップ大会ベスト10、南豪リーグ年間MVP(2011年)など活躍中。


vol.01 「自由に空を飛びたい。」/室屋義秀(エアショーパイロット)  [窪田等]

12.11.22up!

このエントリーをはてなブックマークに追加


3次元の世界を、自由自在に飛び回りたい―――。

幼き頃、アニメ『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイに憧れてから、ずっと空が自分の居場所だと思い続けてきた。一途な想いで海を渡った室屋は、20歳で飛行機のライセンスを取得した。以来、道なき道を切り拓いてきた室屋。ところが29歳のとき、人生に大きな転機が訪れる。操る飛行機もなくなり、お金もついに使い果たしてしまったのだ。万策尽きたかと思われたその時、室屋がとった行動とは…。

室屋義秀(エアショーパイロット)

幼少時からパイロットに憧れ、中央大学入学後に航空部に所属し、グライダーで飛行訓練を開始。 その後10年に及ぶフリーター生活で訓練を積み重ね、2002年に競技志向型エアショーチーム「Team deepblues」を立ち上げる。資金難や飛行許可、練習環境など逆境を跳ね返しながら空に挑み続け、ついには世界のトップ15人のみが許される、空のF1「レッドブル・エアレース」にアジア人として初めて参戦。2009年の最終戦スペイン・バルセロナ大会では6位に入賞し、国際的にも高い評価を得ている。 これまでに国内外200箇所近くでエアショーを展開し、航空啓蒙活動やスカイスポーツ振興にも取り組む。

1

PROFILE

■カナイスト114号

ナレーター
1951年、山梨県生まれ。高校卒業後、大手情報通信企業の技術職を経て、ナレーターへ転身。以降、テレビ、ラジオなどの各媒体でドキュメンタリー、情報バラエティ、CMなどあらゆるジャンルをこなす。明確でわかりやすい口調、過剰に主張しすぎない語り口、抜群の安定感に定評がある。『情熱大陸』や『F1』のナレーションで広く知られ、現在日本で最も仕事の依頼が多いと言われているナレーター。